人気ブログランキング | 話題のタグを見る

池内紀 さんと 播磨

新聞で池内紀さんの訃報を知った。

このはなみずき 2016年 1月31日 に「大上 宇市」と「池内紀」

とアップしているように、大上 宇市 の取材に新宮図書館へ取材に来られ

た縁で、お話を聞く機会があったのです。(2003年11月でした)

その時、持参した、池内さん著の「とっておき美術館」(もちろん姫路美

術館も載っています)にサインをしていただいたことを思い出し、本を取り

出してきました。優しいカットが印象的です。姫路西高校の大先輩というこ

ともあり、エッセイを楽しみに読んでいました。思うように外に出られない

私には、まるで自分がそのところにいるような感じになり、いつか行こうと

憧れを抱いて、心を遊ばせ、心で旅ができるお話の数々でした。

池内さんのすごいところは博学、博識、引き出しがいっぱい。知的好奇心の塊。

そして、ヨーロッパの小さな町もウィーンも姫路も、高砂(楪の会で10月24

日に歩きますよね)も、みんな同じ目線。気取りなし。自然体。


池内紀 さんと 播磨_e0348164_11371602.jpg



池内紀 さんと 播磨_e0348164_11365163.jpg


最近読んだ本は、「すごいトシヨリBOOK」トシを取ると楽しみがふえる でした。

なんか、現実的で、池内さんも、お年を取るんだ と思いながら読んだのです。


AERA dot.の書評です 

著者は70歳になったとき「すごいトシヨリBOOK」と名づけた手帳をつけはじめた。書き込むのは老いていく自分の観察記録。さらに、77歳のときに自分はもういない、という「予定」も。その手帳をもとに楽しくおしゃべりしたのが本書である。


自分の老後に不安を抱き、体の不調に向き合うのが怖くて、いつもビクビク

してる私。本当に、恥ずかしい限りです。

人間は、誰でも、年を取り死んでいく こんな当たり前のことを改めて教え

られました。KS

ご冥福をお祈りいたします





by saho-shirasagi | 2019-09-10 14:19

日々の出来事


by saho-shirasagi